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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

一緒に飲みたいから4本持ってきた先輩

渡すだけなら俺たちだけその場で飲めば済む話

先輩ってそうゆう所本当かわいいよな‥(笑)

ごくっと飲んだ兄さんが持ってきたみかん水

ちょっとぬるいけどほんのりみかんの香りが鼻から抜けて爽やかな美味しいジュース
「美味しい‥」

河辺がみかん水の瓶見ながら美味しいと言ってくれた

「旨いだろ♪だから教えてやりたくて持ってきたんだ♪きっと喜ぶと思って♪持ってきて正確だった(笑)」

さっき余計な事言うなって日高先輩に言った事をもっと詳しく自分の言葉で言った兄さん

「な?かわいいだろ?(笑)」

みかん水飲みながら僕の腕を腕でつついた日高先輩

「‥確か‥にね‥クス♪」

そこまで詳しく言わなくてもいい事を言葉に出した兄さん

また自分が言ったその事に気づいていない兄さんに笑ってしまった

「先輩って本当不思議だよな」

兄さんを眩しそうに柔らかな目で見つめた日高先輩

「何が?」

「河辺も自然と笑っただろ?そうゆう所だよ♪先輩はだから愛されるんだよ皆に‥」

先輩は憎めないんだ‥

だから鮫島先輩も着いてくるんだよ

わかるか?河辺?

ごくっと飲み終わったみかん水

「ぷは~♪旨かった♪帰るぞ日高♪」

「帰るぞってなっちゃん?」

あ?

「帰ってほしくないとか気持ち悪い事言うなよ(笑)河辺いんだろ?」

「いや…そうじゃなくて」

「何だよ?」

「あっ!瓶もらって行くよ鮫島先輩♪戻したら10円戻ってくるからさ(笑)」

「え?あっああ…ありがとうな‥」

どうしたんだろ鮫島先輩?

「旨いな‥これ‥?どこで売っていた‥?」

別に恥ずかしがる事じゃないのに恥ずかしそうに聞いてきた

「大浴場に売ってるよ♪欲しかったら買いに」

「いや…あまりにも旨いから土産にどうかと‥」

「土産?(笑)やっぱりお前はケチくさいな(笑)」

「ケチくさい言うなよ!」

「そうだよ先輩!地元じゃ売ってないから俺も買って帰ろうと思ってたし(笑)」

地元じゃ売ってない!?
そういえばスーパーとかで見た事ねーな‥
二度と飲めねーのかこんなに旨いみかん水!

日高を見たら目が合った

「ちゃんと先輩の分も買って帰るから♪ね?(笑)」

「うっうるせーよ!俺は別に‥」

俺の分も買ってくれるって♪良かったな俺♪

心の中で小さく万歳した

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