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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

先輩の口元がニマッと上がった

「先輩かわいい♪ぎゅっしてチュッしたい(笑)」

日高が俺の隣に来て抱きしめた?

既にぎゅってしてるだろ!

「バカ!やめろ!離せ変態っ!」

一瞬止まった日高

あっやべ‥言い過ぎたか?

「日高?」

「今キスしたらみかん水の味だよ?」

「へ?」

「だからみかん水の味だよって♪どうするの先輩(笑)」

どうするって‥

「しっしねーよバカ!少しでも言い過ぎたとか思った俺がバカだった!」

「なつ兄?言い過ぎたとか思ったんだ?」

え?

日高に抱きつかれる俺に河辺が不意打ちで言ってきた

「河辺お前っ!そこはさらっと流すとこだろ!?」

さらっと流す?

「クスクス(笑)なつ兄は本当かわいいね?わかったよ(笑)」

わかった?何がわかったんだ?

「何がわかっ」

「先輩行こう♪お邪魔しました♪」

「ちょっ日高?引っ張んなって!お前瓶は!!?」

あっ忘れてた!

「先輩2本持ってよ?」

「何で俺がっ」

「腕組んだら持てないからだろ?(笑)」

「じゃ組まなきゃいいだろっ?ってだから引っ張んなって!日高っ!」

ぶつかり合いながら2人が部屋から出て行った

「何だったんだ?」

「何だったんだろうね?(笑)」

ピンポーン♪

‥‥‥‥。

‥‥‥‥。

「ここは皆の憩いの場か?今度は誰だよ?」

「橘さんかな?僕見てくるよ♪」

橘さん?
さっき小野寺さんが来たから来ないはず‥

皆って後は誰も来ないよな?

誰だ?

俺も着いて行った

「はい♪」

ガチャっと開けた扉

「誰だ?かわ‥」

「すみません。言付け頼まれまして‥橘さんはいらっしゃいますか?」

法被着た男が立っていた

「アンタ誰?」

法被に山城温泉と書かれていた

「鮫島先輩っ!橘さんなら違」

「ああ!!橘さんに何か用か?」

勝手に部屋移動したとかバレたら何か言われるかも知れねーだろ!?

「?あっこれ渡すように言付かりましたので‥」

封筒?

「けど本人様じゃないのなら渡す訳には‥」

「お前‥たっ橘さんだろ?受け取れよ」

え?

「あっ橘様でしたか!失礼致しました(笑)サインお願いできますか?」

サイン?

「確かに受け取ったとゆう印しです。ここに」

バレたらそれこそ大変だよ鮫島先輩っ!

「それじゃ私はこれで失礼します」

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