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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

橘さん宛ての封筒を受け取った僕達

「どうすんの?これ!」

部屋に戻って行く鮫島先輩

「後で渡せばいい話だろ?あの人も行ったり来たり大変だろうし(笑)あっ鍵閉めとけよ♪」

「鍵?」

鮫島先輩がまた戻ってきた

「ん?河辺は続きしたくないのか?」

「続き?」

顎を上に向けさせられ

チュッ‥

鮫島先輩っ!?

河辺を片手で抱きしめキスをしながら扉までゆっくり戻って鍵を閉めた

「んんっんんっ!」

壁に抑えつけられた僕

ここはさっき兄さん達が入ってくるまでにしてた場所と同じ場所!?

「ヤっ‥ベッド行こう‥よ‥ね?」

ベッド?

恥ずかしそうに俺の胸に手をついた河辺

その仕草たまんねーな‥

「まずはここで一発抜いてからな♪」

「え?あっぁあんっヤダってっんんっ!」

‥‥‥‥。

‥‥‥。


「ありがとうね♪はい♪40円♪」

大浴場に戻りみかん水の瓶返したら40円戻ってきた

「駄菓子屋さんあったらお菓子4つ買えるね♪先輩?」

うふふと笑ってニコニコ笑顔の日高

「駄菓子屋でも今時10円の物なんかねーだろ?あっ!お前それが楽しくてみかん水買って帰ろうとしてんじゃねーだろうな?」

「え‥」

「やっぱりそうかよ(笑)けどここだけのサービスだぞ(笑)」

そんな事わかってるよ?

「なんだよ?」

ずっと俺を見てくる

「別に‥」

「おっ俺はしねーからなっそんなおままごとみたいな事」

おままごと?

「先輩おままごとってもう一回言ってかわいい♪」

「は?」

腕に腕絡めてグイグイ押してくる

「ちょっ」

「もう一回言ってよ(笑)おままごとって♪」

バカじゃねーのコイツ?

「ねぇ?先輩♪」

「しつこい!」

「あっそ!じゃ先輩のみかん水買ってあげないから!」

絡めていた腕を離してそっぽ向いた

「は?それとこれとは別だろ?!」

「なんだ?買ってほしいんじゃん(笑)」

うっ‥。

「おっおままごとって言えば‥俺のみかん水は無事か?」

買ってくれるのか?って言えよ

「もういい」

買ってもらえないと思ったみかん水

「おまま‥ごと」

先輩?

「おままごとっ!」

そんな力んで言わなくても

「おままごと!おままごと!」

「先輩わっわかったからスッストップ!」

周りの人がクスクス笑いながら俺と先輩をじろじろ見ていた

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