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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

「おかしいか?」

「おかしいかって俺の名前だし!」

チューチュー紙パックのジュース飲みながら睨んできた

面白いなこの子(笑)

「そうじゃなくてなつ君っておかしいか?って聞いたんだけど?」

チューチュー♪

「はんだ?ホレのにゃまえがほかしいのかろ思ったらろ?チューチュー♪」

「え?(笑)」

「らから!」

チューチュー♪チューチュー♪

飲むか喋るかどっちかにしたらいいのに(笑)

チューパーッと飲み干したジュース

「ふー♪だから俺の名前がおかしいのかと思っただろって!」

「(笑)」

「何笑ってんだよ?」

「ふー♪って急いで飲む事ないのに(笑)」

おかしくっておかしくって笑いが止まらない

「アンタ笑いすぎっ!」

ぷいと機嫌悪くしてしまったみたいななつ君

「ごめんごめん(笑)捨てて来てあげるよ♪」

手を出してきた江崎って人

「いいよ‥自分で捨てれるし‥ってかアンタも観光?」

紙パックを捨てに行ったなつ君

聞いてから捨てに行くだろ普通?

結局着いて行った私
戻ろうとしたら後ろに立っていた

「何で着いて来るんだよ?」

「質問しといて捨てに行ったのはなつ君だろ?答えに来たんだよ」

「あっそう‥」

‥‥‥‥。

‥‥‥‥。

「で?」

結局元の場所に戻るまで言わなかった江崎って人

「観光かって?(笑)」

何だか俺までおかしく思えていつの間にか笑っていた

「私は仕事で」

「仕事?何の仕事してるんだ?」

「インテリア関係の仕事だよ♪海外の壁紙とか照明器具とか全般を取り扱っている会社かな?」

「へー?すごいな♪」

身を乗り出してきたなつ君

「興味あるのか?なつ君は観光?普段何やってるんだ?」

「だから質問攻めやめろって(笑)」

「あー悪い悪い(笑)じゃ先に興味はありますか?(笑)」

「興味って言うか喫茶店する予定なんだよ‥」

喫茶店?

「どんなお店にしたいんだ?」

どんな店って言われても‥

まだ日高と具体的に話していない夢の喫茶店

「俺は暖かい雰囲気の柔らかいイメージな喫茶店がいいな♪」

「カントリー風か?♪」

「カントリー?サントリーじゃなくて?」

「サントリーはビールとかだろ?(笑)なつ君って面白いな(笑)」

あっビールか‥恥ずっ

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