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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

「興味あるなら部屋来ないか?♪色々な壁紙や照明器具の資料あるから参考に見るといいよ♪」

マジか!!

「行く行く♪」

「じゃ着いておいで(笑)」

それ見せてもらったら日高との夢の喫茶店のイメージが出来上がると思って着いて行った部屋




先輩と別れてから入った部屋

ガラッと開けたら小野寺さんと橘さんがお茶飲んでくつろいでいた

「先輩は?」

「いないけど?一緒じゃなかったの?」

「あれ?おかしいな…先に戻ってると思ったんだけど‥糞って言われたからな俺‥」

「また喧嘩したのか?一樹?」

頭掻いた一樹が車の鍵貸して欲しいと言ってきた

「車?車で探すのか?運転出来るのか?」

「違うよ(笑)白先輩に先輩の匂いかがせて探すの手伝ってもらうんだ」

「警察犬じゃないぞ?まだ子犬だしな‥」

けど白先輩は確か賢い出来るかもな…

「俺も着いて行くから来い一樹!」

「小野寺さん?!」

橘さんが心配そうな顔をした

「一緒に来るか?」

「はい♪」

1人は寂しいし小野寺さんと日高君に何かあったらそれこそ大変だから着いて行く事にした


車の鍵を開けたら白先輩は起きていてトイレ中だった

「ウ○チ?」

橘さん?今そんな事どうでもいいだろ?

気張っているからウ○チだろ?

トイレをやり終えた白先輩が小野寺さんの元にしっぽ振り回して走って行った

白先輩俺はっ?

俺より小野寺さんがいいってどうゆう事だよ‥

「ん?一樹首輪は?」

「首輪?あーっ!そうだ!先輩の手首に白先輩の首輪つけたんだった!」

「首輪を?」

「先輩迷子になるかと思ってGPS機能で探せるからさ♪」

なるほどな‥

「じゃ部屋戻って早速GPSで捜索するんだ!」

部屋に戻って携帯でGPSにアクセスしたら先輩は館内にいた

「どこだろ?」

「もっと詳しく解るだろ?貸してみろ?」

一樹から携帯受け取って調べるも赤く点滅するだけでそれ以上はわからなかった

「俺もう少し先輩から戻って来るの待ってみる。館内にいるってわかっただけでも安心だし(笑)」

そう言った一樹はずっと携帯を見ていた
先輩なら必ず俺の元に戻って来ると思った

今はまだ少し1人になりたい気分なのかも?とも思ったから携帯見ながら見守る事にしたんだ

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