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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

ごろん♪と隣同士に横たわるベッドの上

「その‥よ?初めての感想はどうだった?」

ちゃんと日高を気持ち良くさせてやれたかどうか気になった

顔を見ていたら気持ち良さそうだったけど‥

なんせ入れるのは俺も初めての経験だから

「えーと‥良かったよ?」

前に一度先輩とは話し合ったから
多分自分はどうだった?って聞いているんだろ

「本当か‼?」

先輩が飛び起きて俺の顔を覗き込む

「うっうん!」

何だよいきなりびっくりするだろ

「そっかー!良かったか♪」

バフン♪とまた先輩が寝そべった

「なー日高?」

ごろん♪と体を横に向け俺を見た先輩

「なっ何??」

「またヤらしてくれよ」

「え?」

「ついに俺も男役デビュー!♪」

男役って‥

「タチって言うんだよ。ついでに入れられる方はネコ先輩橘さんの小説見てるんだから俺より詳しいだろ」

「橘さんじゃない!梨花先生だ!」

同じだろ?

「小説は見るってより読むだからな?そんな事も分からないようじゃまだまだだな(笑)」

「あ‥そう‥」

何だ?このピロートーク
ヤッた後はもっとこう‥

コンコン♪

「なっちゃん?入るぞ?」

鮫島先輩?!!

「先輩ヤバイって!」

「大丈夫♪大丈夫♪(笑)」

ガチャガチャ!

ガチャガチャ!

「あれ?鍵がかかってる?おーい!開けろ‼」

「今開けるから少し待ってろ?日高今の内に服着ろ」

えっそんな急に言われても

ドンドン‼

「早く開けろって!」

「分かったからちょっと待て」

いいか?と先輩が振り向いた

上の服は何とか手探りで探し当てて着れたけどズボンがどこにあるのか‥

あっあった‼ベッドの下に脱ぎ捨ててあった

「ちょっと‥待って」

手が‥届かないっ

「開けるぞ?」

ちょっと待てよ‼

ズボンを引っ張りあげた時先輩が扉を開けてしまった

ヤバイ!ヤバイって‥‼

「あれ?日高君は?」

鮫島が部屋の中を覗き込む

鮫島先輩と目が合った

「やっ‥やぁ?鮫島先輩‥」

ズボンを素早く隠して手上げたけど‥どう見たって不自然だよな‥

「何やってたんだ?」

鮫島が中に入ろうとした

「何でもねーよ‼」

俺はすかさず通せんぼした

「それよりお前用があって来たんだろ?」

先輩ナイス!その間に布団の中でズボンを履く事に成功俺ナイス!

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