無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「じゃっじゃー‼これは?！抱きしめてもらった事は！？」

「あるよ」

「あっあるのか！？」

「ずいぶん前に話したじゃん？」

「じゃっじゃー‼キスは！」

キス?

「あるけど？」

「いつ！？」

「そんなの覚えてないよ?どうしたの？」

「覚えていないだと‼?」

「先輩は覚えてるのかよ？」

覚えてたらやだな‥

確かあれは‥日高が出て行った時だったような?
ﾅﾝﾊﾟ野郎が大好きな憧れの梨花大先生だと分かった後‥後ろから抱きしめられて‥それから‥ベッドの上で‥

「でへ‥♪」

何思い出してるんだよ‼？

「君達いい加減手離してくれないかな？」

あっそうだ手?

小野寺「手なんか握って何しているんだ？」

あっ背高ﾉｯﾎﾟ♪

相川「お願いしてたんだよ♪」

小野寺「お願い?」

日高「お願いしてたのは俺で先輩は邪魔しに来ただけだろ？」

相川「邪魔とは何だ?‼」

日高「だってそうだろ‼」

あーうるさい

小野寺「落ち着け‼何でそうお前らはすぐいがみ合うんだ？」

相川「だって日高が」

日高「先輩だろ！」

小野寺「もういい分かったから！で?何だ?」

相川「何が？」

小野寺「だから何をお願いしていたんだ？」

日高「日向の向こう側の続編を書いてもらいたくて♪」

小野寺「続編？日向の向こう側って?何の事だ」

橘「あっあの私の小説なんです」

小野寺「橘さんの？恋愛物の小説を書かれているんですか？♪私も見てみたいな♪」

橘「え？小野寺さんがですか？」

イチャイチャ‥するな！

相川「ええい‼黙れ！」

何が始まった？！

相川「こちらにおられる御方は日本を代表する梨花大先生にあらされるぞ！」

水戸黄門の名台詞っぽい台詞？この数秒で何があった？微妙に間違ってるし

相川「ここは『はっははー‼』だろ！」

やっぱり水戸黄門か(笑)

小野寺「先に控えおろうだ。水戸黄門だな？懐かしいな」

相川「懐かしんでる場合ではない！背が高い！控えおろう！」

背が高い？頭が高いだ
まぁ付き合ってやるか(笑)

小野寺「はっははー‼」

小野寺さん！？

『いいから(笑)一樹もやれ』

日高「はっははー？」

パタンと両手を前に出し正座した

相川「うし♪上出来♪上出来(笑)」

そんな台詞ないぞ？

小野寺『くっ‥くくく(笑)』

ダメだ笑ってしまう