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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

嘘だ‥

俺は今目の前にある現実から逃げたくて後ろに足を運んだ時テーブルにぶつかった

ガタンッ

今何かすごい音がしたような‥

俺はゆっくり目を開けた

「日‥高‥?」

真っ赤な顔した先輩が鮫島先輩の腕から顔を上げた

「何でだよ‥何で‥裏切るのかよ‥」

裏切るのかよ‥って何の事だよ‥

「ん‥‥~なっちゃん‥もっとくっついて寒いだろ?」

え‥何で鮫島が裸で?
鮫島が俺をまたベッドへと引き寄せた

「‥そうゆう‥事かよ‥」

「違っ!日高‥これはっ」

「言い訳は聞きたくない!」

日高が部屋を出て行こうとする

「日高待て!!」

俺はベッドから急いで降りて日高を引き止めようとしたらまた鮫島が俺の腕を引っ張った

「バカ!日高がいるんだぞ!」

日高がいるんだぞって今聞こえた

俺がいちゃマズイっ事?
やっぱりヤッた後って事かよ‥

「先輩のくそ野郎!」
バーンッ!!

日高がおもいっきり玄関のドアを開けて出て行った

「鮫島!?起きろ!!日高が帰ってきたんだよ!」

ゆさゆさ鮫島の身体を力いっぱい揺さぶったらやっと起きた鮫島

「ん‥‥~なっちゃんもう大丈夫?ふーぁあ‥」


「あくびしてる場合じゃねーって!日高が誤解して出て行ったんだよ!!」

誤解?何の?

俺は寝起きで状況が把握できなかった

「もういい!俺が追いかけるからっ」

相川が慌てて上着を着て出て行こうとする

「お前その身体でどこ行く気なんだ?」

だから日高が

「日高が怒って出て行った!引き止めないとまた俺達っ」

怒って?
あー裸だった‥

「面倒くせーなったく‥俺が行くからなっちゃんは寝てろ」

「え‥でも?!」

鮫島にベッドに座らされた

「寝てろ。すぐ帰るから心配すんな‥」

「た‥頼んだぞ‥鮫島」

俺は相川の家を出て日高君を探した










「おら!来いよ!」

ドガッ ガスッ

俺が苛立って歩いていると喧嘩をふっかけられた

「お前ら弱えーのに喧嘩売ってくんじゃねーよ(笑)」

ドガッ ガスッ

後3人になった頃

「ここです!兄貴!」

何だかヤバそうなチンピラとヤクザみたいな奴を引き連れて戻ってきたみたいだった

「お前らたった一人に何てこずってんだ?兄ちゃん俺らの島で喧嘩とはいい度胸してんね(笑)」

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