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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「売ってきたのはそっちだぜ(笑)まぁいいや来いよ!」

するとチンピラが折りたたんだナイフを開いた

「やれ!」

「うらー!」

「やっちまえー!」

チンピラが襲いかかってきた






「竜どっか行こうぜ‥ 」

俺は仲間達と学校をサボってぶらぶら歩いていたら

喧嘩をしている声が聞こえた

「竜♪面白そうじゃね?行ってみようぜ♪ 」

俺達は声のする方へ向かったら

「日高‥さん?」

何でヤクザ相手してんだよ!!

「おいっナイフ持ってんじゃん!ヤバくね?警察呼ぶか?」

警察?

「おい!?竜行くな!」

俺はとっさに警察だー!警察が来たぞ!!と叫んだ

「兄貴!察みたいです引き返しましょう!!」

慌てたヤクザが引き返して行った

「大丈夫かよ?!」

俺を見た日高さん

「お前は‥この間のチッ!余計な事すんなっ」

唇を拭いて歩いて行こうとした

俺は日高さんの肩を引っ張って路地裏に連れ込んだ


「アンタ唇切れてんじゃん‥」

「こんなの舐めときゃ直るっどけよ!!」

俺をはねのけて去ろうとする日高さんの肩を壁に抑えつけた

「痛っ!何すんだよ離せって」

「俺アンタにずっと憧れてたんだ‥好‥」

はぁ!?
何言ってんだコイツ‥

「わかんねー事言ってないで離せって!!」

「アンタ怪我してんじゃん‥俺ん家来いよ!」

「おい!?引っ張っんな!おい!?聞いてんのか!」


路地裏から日高さんの腕を引っ張って出てきた俺に仲間の一人が声をかけてきた

「竜‥大丈夫か‥その人‥ 」


「ああ‥悪りー俺帰るから」

日高さんを引っ張って俺の家に着いた

「お前離せって!!」

「うるせーなっ黙ってろよ?」

無理やり2階へと上がらせた


「手当てしてやっからそこに座って待ってな」

手当てって‥

すると救急箱を持って帰ってきたこの男

俺の切れた唇の端にオキシドールを染み込ませた綿を乱暴にポンポンと当ててきた

「痛って!お前もっと優しくしろよ!」

「お前じゃない!片宮迅だ!」

ポンポンッ!!

「痛いって!もういい!」


「‥‥クス」

はぁ!?何コイツ‥俺笑われた?

「アンタ喧嘩強えーのにこうゆうのには弱えーんだな(笑)」

ポンポン♪
今度は優しく綿を押し当ててきた

「うるせーよ‥」

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