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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「お前の充電器貸せ!!」

いいけど‥docomoだから無理だと‥

カチャカチャッ

「入らねー!どうなってんだよ!」

「だからdocomoだって‥」

諦めたのか生ぬるくなったビールをまた一気に飲み干した日高さん

「誰だった訳?」

渋い顔して半睨みつけるように返事した日高さん

「お前には関係ない!ビールくれ‥」

俺はビールを取りに階段を降りた

先輩から電話がなった
俺を裏切った先輩から電話がなった

どうゆう事なんだ?

ビールを持って部屋に戻ると日高さんは携帯を握りしめていた

「もしかして彼女とか?喧嘩でもした?」

俺はビールを渡した

「彼女なんかじゃねーよ‥」

じゃ‥片思いか?
けどモデル並の日高さんを困らせる女って
先輩は男だから彼女じゃ‥

渡されたビールを握りしめたら迅が俺のビールを握った手に手を重ねてきた

「破裂するから!」

え‥?

プッシュー!破裂したビール

「何してくれてんだよ!」

「あ‥悪い‥」

あ‥悪いじゃねーって

文句言いながらタオルで拭いた俺は風呂場に向かって風呂に入る事にした

ジャー‥ジャー‥

けど‥日高さんがビールの缶を破裂させるぐらい感情的にさせる女ってどんな女だろ?
一度会ってみてーな‥




「なっちゃん?日高君と連絡ついた?」

相川は携帯を持って固まっていた

「なっちゃん?」

振り返った相川がまた作り笑顔を俺に向けた

「大丈夫だって(笑)心配させんなよなったく‥日高のヤツ‥」

相川?
「どこにいるって?」

「俺!風呂入ってくるから先寝てていいぞ」

「え?お前熱は?」

俺の言葉を無視して風呂入りに行った相川

携帯から聞こえた
シャワーの音と知らない男の声

一樹って気安く呼び捨てにしていた

誰なんだ?

日高に限って‥そんな事ありえないし‥
考えたくもない!

俺はゆっくり湯船に浸かって気持ちを落ち着かせた






相川のヤツ風呂長げーな‥

俺は心配になって声をかけた

「なっちゃん?大丈夫か?」

返事が返ってこなかった

「開けるぞ?」

風呂のドアを開けたら湯船で倒れていた相川がいた

「お前何してんだよ!?危ねーだろ!」

湯船から抱きかかえて身体を拭いてからベッドに寝かせて冷やしたタオルをおでこに当ててやった

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