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サラダをテーブルに置いた雅人さん

｢バッ!変な事言わないでください!｣

雅人さんがｸｽｸｽ笑って迅の父親に話しかけた

｢変な事言わないでくださいだって(笑)かわいいね和正さん♪はい♪あ～ん♪｣

はい‥あ～んだ？

ついていけない俺

｢一樹‥｣

振り向いたら迅が俺にあ～ん♪をしていた

｢バカっできるかよ！｣

俺が迅からスプーンを奪おうとしたら雅人さんが

｢恥ずかしがる事ないでしょう(笑)友達同士でも普通にしてる事だよ(笑)｣

え‥そうなのか？

それをいい事にまたあ～ん♪をしてきた迅

友達同士でもしてる事‥

俺は口を開けてしまった

｢美味しい？一樹?｣

俺はびっくりした本格的な魚介類が沢山入った旨味たっぷりのﾘｿﾞｯﾄだった

俺にも‥してほしいな‥と思ったらｵﾔｼﾞの恋人の雅人さんが言ってくれた

｢あ～ん♪してもらったらあ～ん♪返してあげなくちゃ(笑)｣

え‥そうなのか？

けど‥俺には

パクッ♪

｢え‥｣

迅が勝手に俺の器のﾘｿﾞｯﾄすくって俺の手に手を重ねて口に運んでいた

｢うまい♪｣

｢お前なっ｣


｢あーもう和正さんったらお口にﾁｰｽﾞついてるから(笑)｣

ペロッと舐めとった父親の口についたﾁｰｽﾞ

｢雅人っ｣

真っ赤な顔をした迅の父親

｢和正さんかわいい(笑)俺早く部屋行きたいな‥｣

迅の父親の耳たぶを舐めるように言った雅人さん

｢一樹?‥おい!?一樹?｣

｢え‥？あっ何？｣

食い入るようにｵﾔｼﾞと雅人さんを見ていた日高さん

｢もう食わねーのか？じゃ先風呂入ってきなよ♪｣

｢え‥でも‥｣

雅人さんと目が合った俺

｢俺と和正さんは一緒に後で入るから迅君と先に入ってきたら？｣

迅と先に一緒にって

｢俺らは別に｣

すると迅が俺の背中を押した

｢一樹行こうぜっ｣

｢え‥おっおい!?押すなよ！｣

風呂場に連れてこられた俺

｢俺はっ｣


｢後で着替えもってくるからゆっくり入ってきな♪｣

え‥パタンと閉められた脱衣所の扉

一緒に入ってきたら?と言われてドキドキしてしまった俺

ﾁｬプン♪

けど‥雅人さん積極的だな‥

迅の父親は尻にひかれてるって感じか(笑)

けど‥迅複雑じゃねーのかな…

ガチャ
風呂の扉が開いた

｢お前見るなよなっ！｣

｢着替え置いとくぜ♪｣