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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「どうした?話してごらん」

俺は和正さんの恋人でありながら迅君の母親代わりだった


「その‥やり方‥教えてくれねーかな?」

やり方?

「何の?」

今日はハムエッグとトーストにバターを塗った簡単なモーニングにしようと思っていたからハムをフライパンに並べて玉子を割ろうとした時

「扱き方教えて」

え‥ボテッ!

「あ゛!!」

いつもかわいい声の雅人さんが男のあ゛を言った

「オッサンかよ(笑)」

ぐちゃっと黄身が割れたハムエッグに塩コショウ振りながら

「オッサン言うな!迅君とそんなに変わらないんだからっこれ迅君のだからね!」

雅人さんは23歳オヤジは45歳22も歳が離れた恋人同士

そら22も歳が離れてて攻めが若い方ならオヤジも大変だろうな…
しかも雅人さんプロだし‥

「なぁ?教えてくれよ!」

ハムエッグをお皿にのせて焼いてたパンを取り出した雅人さん

「バターでいいよね?」

「そんな事よりさっ」

バターナイフを俺の顔の前に突き刺した

「教えて欲しかったら和正さん起こしてきなさい!フレッシュジュース作っとくから」

怖えーからっ
どっかのチンピラかよ
あ‥日高さん
俺かなりキテるかもな

「オヤジ飯!」

ゆさゆさ♪

「飯出来たって雅人さんがっうわっ!」

オヤジが雅人さんと間違えて俺を抱き寄せた

「オヤジきもいからっ離せって!雅人さん助けて!!」

「雅‥人‥キスは‥?」

はぁ!?だから俺雅人さんじゃねーって

「雅人さん助けろって!!」

フレッシュジュースが出来上がった時聞こえた迅君の叫び声

「何!?何かあった!?」

俺は走って部屋を覗いたら和正さんが迅君を抱き寄せキスをしていた

「和正さん!それ俺じゃないから!!」

それって‥
それって言われて傷つく俺

「和正さん起きて!ほら触ってあげるから‥」

また始まった‥

俺は部屋を後にして雅人さんが作ってくれたフレッシュジュースとハムエッグにバターを塗ったトーストを持って先に食べる事にした

「朝からよくヤルよな‥」

《あっ‥雅人っそこはっ》

《和正さん朝からすごい(笑)》

はっきり聞こえてくる声

「扉ぐらい閉めろよ!」

俺はトーストくわえながら行為にふけってる2人の部屋の扉をおもっきし閉めた

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