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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「何で来たんすか?授業中じゃ…」

何で来たんすか?って言葉がもう違った日高君

面白い事が起きそうな予感がした

「俺も混ぜてよ(笑)」
「コイツは俺だけでしめたいから先輩は手を出すな!」

日高君怖えーって!

とりあえず俺は補助に回った

「何すればいいんだ?何か手伝うよ‥」

「じゃ…」

そう言って弓矢を渡すように言われた俺

「おい!お前!今から言う質問に答えろ?いいな」

質問?
何を聞く気なんだ?
上野は真っ青な顔をしているのがこっちからでもわかった

弓矢を渡すように日高君の手が伸びてきた

「先輩と何があったか言え」

構えた日高君

「何もねーよ!」

ヒュッ♪トンッ!

「ひぃっ!!」

上野の右腕に命中するすれすれで弓矢が刺さった

すげーな‥

「何もないのに先輩があんなにキレるはずがねーだろバカかお前(笑)」

俺は弓矢をまた手渡した

構えた日高君

「言う‥言うからやめてくれ!」

俺は構えたまま聞く事にした

「身体測定の時に‥」

身体測定?

「相川に綺麗なパンツ履いてきたか?って聞いたら忘れたとか言ったから‥初めは冗談のつもりで‥ズボンずらそうとしたら」

ヒュッ♪トンッ!

「話してるだろ!?やめろよ!」

上野が叫んだ

「悪りーぃ(笑)手が滑った‥それで?」

手が滑って左足太ももすれすれで弓矢が刺さるか?
ありえねーだろ!?


「抵抗する相川が可愛く思えて‥その‥ズボンの中に‥」

「どっちの手だ?」

「みっ右っやめてくれ!」


「先輩2本くれっ!!」

「え‥あっああ」

2本弓矢を手渡した
ヒュッ♪トン!

「うわっ!」

ヒュッ♪トン!

「ぐああっ!?」

一本の弓矢が上野の右手の手のひらに命中したのが見えた

「痛いか?(笑)」

血が流れてる上野に日高君が笑って話しかけた

俺は小指の骨折ったぐらいでやめたのにやっぱキレたら何しでかすからわからねー怖えー‥

「それで?何で先輩が馬乗りになってたんだ?」

上野は下向いてビクとも動かなくなった

日高君の手が伸びてきた

「いや…もうやめといた方が」

「貸せよ!」

俺から弓矢を奪って弓を放った日高君

ヒュッ♪トンッ!

「‥っ!?」

首筋すれすれで弓矢が刺さってびっくりして目を覚ました上野

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