テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「どうゆう事だって聞いてんだろ!?」

「ぐああっが!」

右手の手のひらに刺さった弓矢を抜いたら悲鳴と共に血が飛んだ

「日高!やめろっ!!」

口横ら辺に飛んだ上野の血をぺろっと舐めた日高が振り向いた

「何で先輩が?」

振り向いた日高は俺の知ってる優しい日高じゃなかった

「相‥川‥助けてくれ」

上野が俺に助けを求めてきた

日高が上野の頭鷲掴みにした

「助けてほしい相手間違えんな先輩は俺んのだ(笑)どうゆう事か早く説明しろよ」

「くっ‥うぐっ」

「日高‥もういいから!」

「いい訳ないだろ?!」

俺がいいって言ってんだろ!?

「日高やめろって!!」

「離せっ!俺はコイツ許せねーんだ!」

相川が日高君の身体を抑えつけても日高君の怒りはおさまらなかった

相川でも無理か!?

そうだ…

「なっちゃん」

鮫島が俺を呼んだ

「鮫島も日高っんっんうんっん!?!」

俺は日高君の気を逸らす為に相川にキスをした

上野ってヤツの頭鷲掴みにしたまま先輩と口論していると鮫島先輩が先輩にいきなりキスをした?

「鮫島先輩アンタ何考えてんだよ?」

日高君が俺に近寄ってきた

「今だ!なっちゃん上野を外せっ」

え‥!あっ!!

俺は急いで上野を縛っていたロープを解こうとしたらなかなかうまく解けなかった

「先輩邪魔する気?」

日高が俺に近づいてきた

このままでは上野が‥

その時弓矢が落ちてるのが目に入った

俺は弓矢を拾い自分の左胸に矢先を突き当てた

「日高正気に戻れ!じゃないとこのまま刺して俺死ぬぞ!?」

先輩が俺の為に死ぬ?
出来もしない癖に言うなよ

俺は上野ってヤツの前に立ちはだかって矢先を自分の左胸に突き当ててる先輩に近づいた

「っう!!」

え‥‥

「なっちゃん何してんだよ!!」

先輩が自分の左胸を刺した

先輩のシャツに血が滲んでいく

‥‥嘘だろ‥

「先輩!?やめろっ!!」

「日‥高‥正気に戻るか‥?」

「わかったからやめてくれ!」

矢先を抜いた先輩

俺は先輩が持った矢を投げ捨てた

「先輩大丈夫かよ!病院っ鮫島先輩救急車!」

「あっああ!」

鮫島が救急車を呼ぼうと携帯を開けた

「俺は‥大丈夫だから上野を」

「大丈夫って先輩血が?!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ