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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

「あっなっちゃん俺日高君と出かけてくるけどなっちゃんどうする?」

相川がベッドの布団を捲って入った布団の中に入った

「行ってらっ‥ふぁ~あ‥」

行ってらって日高君と2人きりだぞ?いいのか?

「先輩カフェオーレできたよ♪鮫島先輩はブラックだよね♪」

「あ‥‥ああ。ありがとう‥なっちゃん寝ちゃったみたい‥」

寝た?

「先輩カフェオーレ入ったよ?いらないの?」

スヤスヤ寝息をたてて寝入ってる先輩

かわいい‥

俺はいつもみたいにキスしようとしたら

「どこ着いていけばいいんだ?」

あっ!!そうだったっ

「知り合いの家に財布忘れてきてしまって(苦笑)」

「財布を?知り合いって?日高君って意外とおっちょこちょいなんだな(笑)」

あははは‥笑ってごまかした俺

「一応なっちゃんにはメモ書き残して行くか?」

「何でメモ?」

「俺一応言ったけど起きたら忘れてそうだから(笑)それにまた喧嘩されたらたまったもんじゃないからな(笑)」

そういえば鮫島先輩には迷惑かけっぱなしだったな…

スラスラっとメモ書きを残した鮫島先輩

「行くか♪案内してよ」

「あっはい!」



迅の家に着いた俺と鮫島先輩

ピンポーン♪ピンポーン♪

「はい♪どちら様ですか?」

インターホンに出たのは雅人さんだった

「あっ日高です」

「日高君!?ちょっと待ってねすぐ開けるから♪」

迅いねーのか‥良かった

俺は待ちくたびれて眠ってしまった

ガチャ

「いらっしゃい♪どうしたの?」

「財布忘れて」

「財布?」

「え?!もしかして‥遥香さん?」

鮫島先輩が雅人さんを見てそう言った

「遥香さんって?」

え?!日高君知らないのか?

「あー俺の事知っててくれたんだ光栄だな(笑)」

「光栄って俺遥香さんの大ファンなんです!」

大ファンって何の事だ?

「鮫島先輩?」

「遥香さんはAV界の華♪売れっ子の売れっ子だぜ!日高君知らないのか?!」

AV?!

「AVって‥?」

クスと笑った雅人さん

「誉めすぎだよ(笑)けど嬉しいな♪俺これから撮影なんだけど‥良かったら一緒に来る?(笑)」

「いや…財布をっうわ!」

鮫島先輩が俺を押しのけて雅人さんの手を握った

「え?!いいんですか?!是非見学させてください♪」

「それより‥財布‥」

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