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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

あ‥‥ついでにズボンごともらえば早いや

「わかった♪じゃ一緒に行こうか(笑)日高君は財布だね?取ってくるからどんなヤツ?」

「いや…ズボンごとください」

ズボンごと?

「どんなズボン?」

「Gパンです‥」

もしかして‥和正さんの部屋にあったヤツか?

「君和正さんと」

「違います!」

何の話だ?

「日高君何の?っておい!」

「え?!日高君!?」

あーもう!
俺は勝手に人の家に上がり込んでしまった

「どこだ!?どこだ?!」

「ちょっと君勝手に入られちゃ困るよ…」

背後に雅人さんが立っていた

「あっすみません‥俺が探した方が早いって何!?」

雅人さんに抱きしめられた俺

普通腕引っ張るか何かだろ!?

「和正さんかわいいでしょう?抱きたくなった?」

はぁ?!かわいいってオッサンじゃんっ

「俺にも恋人ちゃんといますからっ離してください!」

恋人?

「あー迅君か♪今寝てるから起こしてこようか?(笑)」

迅?!

「違います!迅じゃねーってか離してくれっ」

え‥迅君じゃない?

「迅君じゃないって?」

俺を睨みつけてきた日高君

キリっとして男らしくてかっこよかった
元々モデル並みのプロポーションに整った顔立ち

「君素質あるかもね‥」

素質って?

「え‥あの‥」

「あーGパンだったね(笑)取ってくるから待ってて♪」

渡された紙袋の中にはズボン一式と服が畳んで入っていた

「ありがとう‥ございます。」

俺の背中を軽く押した雅人さん

「じゃ行こうか♪」

「え‥俺病院の会計が」

病院?

「行きしな寄ってあげるよ♪行こー♪」

「え‥あの‥っ」



俺は車の前で待つように言われて待っていた

「すげー‥外車‥やっぱ売れっ子は違うんだな‥」

日高君が遥香さんに背中押されて出てきた

いいなぁ遥香さんに触られて‥

そう思っていると遥香さんが助手席のドアを開けてくれた

「君前に乗って♪日高君は後ろね♪」

「いや俺が後ろでっ」

「何言ってんの(笑)俺のファンなんでしょう?」

だから後ろがいいんだよっ

緊張して想像して起っちまう

「うわっ!」

遥香さんが俺の背中を押して助手席に座らせた

軽く触れた遥香さんの手

「行くよ♪」

バヴーゥン♪

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