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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

玄関が開いたかと思うと僕のなつめさんが出てきた

トキメク僕の心

僕のなつめさんって‥嫌だ恥ずかしいっ

「おい!アンタ入るのか入んねーのかどっちなんだよ?」

「えっ!?相ちゃん?」

「いっ入れてください!」

真っ赤な顔して言うんじゃないっ

お邪魔しますだろ!

玄関入るといい匂いが漂ってきた

「あっまた鍋ですか?いいですね~鍋♪」

俺達のテーブルまできて鍋の中覗く失礼なヤツ

「美味しそうだな‥」

「たっ食べます?」

河辺っ余計な事言うな!!

「はい♪!!」

あーあ‥座ってしまったよあの変なヤツが

玄関先に置いたままになっている段ボール

「これは?」

食パン君に聞いた

「知らねー。アイツが持ってきた」

そう言うと皆のいるテーブルに戻ってしまった食パン君

俺はトイレに向かった

「何だコレ?」

とりあえずリビングの壁際に置いて席に座ろうとしたら

河辺君が器と箸を用意して近藤君の前に置いた

「どうぞ‥♪」

「すみません♪いただきま~す♪」

「いただきますって君また食べて帰るのか?!」

「あれ?今日は肉団子ないんですね?」

おい!!人の話聞け!

肉団子気に入ったんだ♪

「今日は鮫島先輩と出かけてたから(笑)」

「ふ~ん。あっ出し飲もう♪」

ふ~ん出しって‥

「また食ってんのか?アンタ?」

トイレから戻ってくると鍋を食べていた近藤とかゆう男

こっこの声は‥
ごくっと熱い出しが一気に喉を通った

「っ!!」

喉が焼ける
胃が火だるまに!
痛いっ熱いっ苦しいっ

たっ助けて‥

喉に手を置いて涙目になった近藤とかゆう男

「大丈夫かよ?(笑)水持ってきてやろうか?」

早く‥助けて‥っ
頷く僕

「水飲みなさい」

えっ‥

先生が飲みさしの自分のグラスを差し出してきた

まじまじ見ている近藤君

「飲みさしじゃないから早く飲みなさい」

ごくっごくっごくっ

「あれ?水あったんだ‥じゃいらねーか?」

もっもらう!

ごくっごくっごくっ!
あーあ‥服に滴ってるって‥子どもかよ‥

「ぷはーっ」

飲み干したら皆僕の胸辺りを見ていた

「ゆっくり飲めよ(笑)服濡れてるぞ?」

「あー!卸したての服がっシミになる!」

「水だから大丈夫だろ?」

慌てて布巾を取ろうとしたらぶつかった器

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