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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「俺が素通りしてたら最後までしてたんだぞ?意味わかるな?」

人の事言えた分際じゃないけど‥

今はそんな事より日高君の存在をあの事を思い出させなきゃいけない使命感に駆られた

「意味?」

「お前‥わからないのか?日高君あの時どうした?」

あ゛っ!って顔した相川の顔色がどんどん青くなっていく

!上野!

けど…日高は知らないはず上野がズボンの中に手を入れようとした事俺を殴ったから日高は怒ったんだ

「全部知ってるぜ…日高君」

「えっ!!」

全部知ってるって‥事は‥
それ以上の事をした俺と梨花先生

日高がもしこの事を知ったら梨花先生が‥上野以上の事される!?

「相ちゃん大丈夫?顔色悪いけど」

「梨花先生‥」

橘さんが相川の背中さすった
だから相川それやめろって!

「なっちゃん?言っとくけど梨花先生とお前がよく言っているナンパ野郎は同一人物だからな!目を覚ませバカ」

梨花先生が?
ナンパ野郎?
バカ?

「お前またバカって言ったな!」

「今そんな事よりこっちだろ?」

そうだった!って同一人物なんだっけ‥
あー頭がパニックになる!

「‥‥‥」

「‥‥‥」

食パン君は梨花冬弥が好きであって俺を好きな訳じゃない

俺もつい食パン君の美貌に目がいってしまっただけ

それ以上の感情なんてなかったはず‥

沈黙を破った橘さん

「今まで通り普通に接してくれないか?俺も今まで通り接する‥悪かった。」

今まで通りって言われても‥

「‥‥。無理なら俺出て行くよ‥」

出て行くって?

「嫌だ!接するからっ接するから出て行くな‥行かないで」

相川?

頭ポンポン♪と撫でた橘さん

「梨花先生‥?」

「梨花先生はやめてくれ。それに‥お互い意識するだろ?ナンパ野郎でいいからさ(笑)」

ナンパ野郎‥でいい?何で?

「話終わったみてーだな。これは絶対3人の秘密な!なっちゃんは今まで通り普通で♪いいな?」

「う‥うん‥」

俺が今まで通り接しなかったら家を出て行ってしまう

それだけは絶対嫌だった

雲の上の存在の人が俺の側にいる

それを失いたくないと思ってしまった俺
わがままかな…

俺も食パン君といてなんだんだかんだ言って楽しいのは事実な訳で‥

出て行くって言っても井川文芸社で寝泊まり?

近藤君?無理!絶対無理!!

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