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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「これは別にっ暑かっただけでってうわっ!?」

腕引っ張られて連れて来られたのは何故かナンパ野郎の部屋のベッド

一人にして何かあっては大変だからすぐ対処出来るように連れて来た俺の部屋

「タオルと着替え持ってきてあげるから寝てなさい!」

「えっだから俺っ」

部屋を出て行ったナンパ野郎

人の話最後まで聞けよ!

ベッド‥?ベッド!?

このベッドで俺はナンパ野郎と‥

ドキドキ ドキドキ

胸が激しく鳴り止まない

ガチャ!

開いた部屋の扉

ドキン!

跳ねる胸の鼓動


「なっちゃん大丈夫か?ゆっくり休めよ‥行ってくるから」

なっなんだ鮫島か‥びっくりさせんなよなっ

「って!俺も行く!」

慌ててベッドから滑るように立ち上がった相川

「俺も行くってお前熱あんだろ?寝てろって」

「こっこの通りピンピン♪元気なんだっ俺」

オイッ♪1234ー♪ラジオ体操をして元気をアピール

相川がおかしい‥
朝飯あたったか?
同じ物食ったよな‥
あっバカだからあたったのか‥

「なら早く用意しろバ-カ」

バカ?

またバカって言ったな!

「おい!鮫島っ」

バタンと閉められた扉

おいおい閉めんなよっ

「俺も行くって言ってんだろっ」

急いで扉を開けたら

ドン!ぶつかった

「痛てっ」

顔を上げたらナンパ野郎が立っていた

「相ちゃん!寝てなきゃダメだろ!ほらベッドに横になって早くっ」

「ちょっ」

腕引っ張られてまたベッドに座らされた俺
だから俺は元気なんだって鮫島っ何とかしろよ

「鮫島ーーっっ」


「ほら着替えて」

渡された俺の服

タオルにセーターと肌着とって肌着!?

肌着の引き出しにはパンツが入ってある

「見‥たのか」

「は?何を?」

「だから見たのかって?!」

渡された服をぐしゃっと握り潰した俺

「あー!せっかく俺が畳んだのにっ!」

畳んだのにって‥

あっナンパ野郎が炊事洗濯家事育児って子供はいねーけどしてたんだっけ!?

「あっ?パンツ?♪」

はぁ?パッパンツって明るく言うなよっ

「なっちゃん?」

入ってきた鮫島

「鮫島!?」

まるでこの世の物じゃない物を見たかのように俺を見た相川

「お前失礼だぞ!」

「なっ何がだよっ行くぞ!」

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