シアワセ∞経路
第9章 幸せになるための決意
「そういえば卒業式の後、友達と思い出作りやんねぇの?女子はみんなしてんだろ?
カラオケ行ったり、飯食い行ったりさぁ」
「えっと、仲がいい友達は部活の後輩と絡んでたりするから邪魔しない方がいいかなって」
二年生から転校してきて、一年だけ一緒に過ごした私より、三年間苦楽を共にした部活の仲間の方が絆が強そう。
未だそこだけは遠慮がちになっていた。
「ああー、なるほど。
じゃあ、塑羅緒と二人っきりで卒業祝いに遊べばいいじゃん」
「ええ⁉︎だっ…ダメだよ!
用事あるって帰っちゃったもん」
私も出来るならそうしたかった……。
いつも一緒にいてくれて、支えてくれたのはソラだったから。
カラオケ行ったり、飯食い行ったりさぁ」
「えっと、仲がいい友達は部活の後輩と絡んでたりするから邪魔しない方がいいかなって」
二年生から転校してきて、一年だけ一緒に過ごした私より、三年間苦楽を共にした部活の仲間の方が絆が強そう。
未だそこだけは遠慮がちになっていた。
「ああー、なるほど。
じゃあ、塑羅緒と二人っきりで卒業祝いに遊べばいいじゃん」
「ええ⁉︎だっ…ダメだよ!
用事あるって帰っちゃったもん」
私も出来るならそうしたかった……。
いつも一緒にいてくれて、支えてくれたのはソラだったから。