テキストサイズ

シアワセ∞経路

第10章 未来へ続く思い出


栄えた駅前に行って、私の荷物とソラが買ってきた重そうな缶詰をコインロッカーに預けた。


駅前ビルに入ると、大きなゲームセンターがあった。
そういえば、こっちに転校してきてから一度も行ったことがない。


ゲーセンの中でも、制服を着た女子学生で賑わっているとこに目が行った。



でもあそこに行きたいなんて恥ずかしくて言えない。


立ち尽くしてじーっと見ていたら、ソラが察してくれた。


「まさか……あれやりたいの?」



「うっ…、うん」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ