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シアワセ∞経路

第10章 未来へ続く思い出

どこかお店に入ると思いきや“ベンチに座ってて”っと待たされることになった。
それから、もう20分は経ったかもしれない。


遅いなぁ……。



待っている間にさっき撮ったプリクラを眺めていた。

そのプリクラに写っている私とソラは笑っていた。

他人の写真だったらこんなに何度も見たりしないのに、好きな人の写ってるものはずっと見ていたくなる。



「はい」


「えっ?」


どこかへ行っていたソラが両手にアイスクリームを持って帰ってきた。

その一方を差し出されたから、流れに従って受け取った。


これって、もしかして……!


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