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シアワセ∞経路

第10章 未来へ続く思い出

「わあ!ダブルのアイス!食べるの憧れだったの。
しかもイチゴとチョコレートとか私の大好きなやつじゃん!」


ワッフルコーンの上に、そのアイスは綺麗に丸みをキープして積み重なっていた。


私の好きなアイスの味を知ってるなんて、もしかしてソラってエスパー!?

しかもワッフルコーンとかスーパーで売ってる100円のソフトクリームより高級。




「……いつも風子が選んでるお菓子を見てたら好きな味分かるだろ。もしかして、ダブルで食べたことないの?」


「恥ずかしながらいつも100円のカップアイスしか買ってもらえなくて…。これはいくら払えばいいのでしょうか?
きっと高いんでしょ!?1000円とか?」


「ふっ、1000円もするわけないだろ。それどんなアイス?」


「こんなアイス!」

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