シアワセ∞経路
第11章 二人の恋
暖かくなってきた春本番、中学を卒業してから颯太と同じ北高校にも合格して次は入学式が待っているだけだった。
友達と遊んだり、一人で家にいる退屈な日もあったりと中学の頃の波乱が嘘だったかのように平和な日々が続いていた。
けれどその暇を利用して、苦手だった料理やお菓子作りを勉強した。
さらにちょっとはみ出て来たお腹の肉を減らそうとジョギングしたり、ファッション雑誌を見て今の流行を知ったり、少しでも可愛い女の子になれるように自分なりに頑張ったりもした。
すべては告白を成功させるために……!
ソラに会えなくて寂しいけど、この願掛けは会わなければいいという条件。
この願掛けを秘密にしてメールだけは続けていた。
ただ、会う約束を持ち出された時に断るのが心苦しかったけれど。
そんな春休みも過ぎて、あっという間に高校の入学式がやってきた。
新しい制服に腕を通して思う、また一から学校生活がスタートできると。
もうソラと学校が一緒じゃないからいつもそばにいれないけれど、こればかりはしょうがないよね……。
友達と遊んだり、一人で家にいる退屈な日もあったりと中学の頃の波乱が嘘だったかのように平和な日々が続いていた。
けれどその暇を利用して、苦手だった料理やお菓子作りを勉強した。
さらにちょっとはみ出て来たお腹の肉を減らそうとジョギングしたり、ファッション雑誌を見て今の流行を知ったり、少しでも可愛い女の子になれるように自分なりに頑張ったりもした。
すべては告白を成功させるために……!
ソラに会えなくて寂しいけど、この願掛けは会わなければいいという条件。
この願掛けを秘密にしてメールだけは続けていた。
ただ、会う約束を持ち出された時に断るのが心苦しかったけれど。
そんな春休みも過ぎて、あっという間に高校の入学式がやってきた。
新しい制服に腕を通して思う、また一から学校生活がスタートできると。
もうソラと学校が一緒じゃないからいつもそばにいれないけれど、こればかりはしょうがないよね……。