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シアワセ∞経路

第5章 共力者




信じられないことに佳菜美ちゃん、しっかりしていそうな先輩、ソラの三人で階段を上がって行った。




何を話しているのか、この距離からは聞こえない。




でも佳菜美ちゃんの笑い声は聞こえるから、楽しそうなのかもしれない。




ソラが佳菜美ちゃんを知っているといえば、知っている。




居場所になると言ってくれた時に、クラスであったことをいろいろ話して佳菜美ちゃんのことも私が話した。




だけど名前を出しただけであって、二人が顔見知りだったなんて知らなかった。





さっき佳菜美ちゃんに言われた悪口よりも、こっちの方がショックな出来事だった。




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