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狼くんと羊ちゃん~空回り~

第4章 それぞれの時間

~裕希side~

「なぁ?裕希さん、あいつ、ついに一人になりましたね?中学のとき、襲っといてよかったんじゃね?」

あぁ、よかったよ
憲人が翔を好きなことは、
薄々気づいてたしな.

案の定、襲ってくれたか・・・
憲人、案外引っかけやすいな


でも、憲人とあいつがこんなことで離れるとは
限らない。

それに、俺の憲人に
対する気持ちはそんなもんじゃねぇんだよ!!!!

そう思っていると
怒りで頭がおかしくなりそうだった
「おいっ!!!!」

仲間の一人が
ビクッと肩を震わせ、びびりながら聞いてきた。
「は、はい!!!!」
「お前らあいつの事、徹底的にいたぶれ、どんなことしてもいい。殺さなければいいから!!!」



ぇ・・・

裕希さん
すっげぇ怒ってる!!!
逆らえねぇや

「はい!!!!任してください。」



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