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涙涙涙

第3章 第二章 Sukuinote.



冷たい眼差し。

「…え、あ、ごめん」


思わず言葉がでた。



宏樹は何も言わず、黙って
ソファーにボスッと音をたてて座った。





長い沈黙。息がしづらい。



沈黙を破ったのは宏樹だった。






「…さっき、ごめんね。
びっくりさせて。
どこ行く?これから。」





肩の力が抜け、ホッとした。

優しい宏樹。


クシャッとした可愛らしい笑顔は
わたしに癒やしを与える。






「あたしも、ごめんね。」






そう言って二人で家をでた。

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