
涙涙涙
第3章 第二章 Sukuinote.
車で少し走ったところに
付き合い当初、よく行っていた
レストランがある。
簡単に済ませようと思い
そこのレストランに車をとめた。
「いらっしゃいませー!
お二人様でしょうか?」
指で二人と合図し、案内してもらう。
偶然、よく座っていた窓際の席。
外の景色がよく見える。
「弥生、なに食べる?」
メニュー表を広げ、
宏樹はブツブツ独り言を言っていた。
ピンポーン……
定員が小走りでやってきて
注文を聞く。
「アイスコーヒーとサラダバー」
「俺、このステーキ!!」
定員が、復唱しメニュー表を下げ
また小走りで戻っていった。
