
恋愛short story
第1章 約束
慌てて玄関に向かった
俺の目に
飛び込んできたのは
淡いピンク色の浴衣を
着た京香。
うわぁ~
めっちゃ可愛い……。
ヤベッ!
さっきの夢
思い出しそう…
浴衣姿の京香に
戸惑ってしまう
「どっ、どーしたんだよ?そんな格好して」
「そんな事より、早くぅ~お祭り始まってるよ?ほら!歩、急いで」
「へっ?あっ、ちょっと…」
俺は京香に
言われるがままに
腕を引っ張られ
祭りへと駆り出された。
神社の境内に続く道には
沢山の出店が並んでいる。
行き交う沢山の人混みを
掻き分けながら
俺は京香に
付いて歩いて行く。
