
恋愛short story
第2章 ※ 不安材料
「はぁ…んっ、蓮っ…イッちゃうッ!」
「ハァ…ハァ…亜希、イって…」
「はっ、んっ…あぁーー!!」
「くっ……」
亜希のナカに俺の自身は
グッと締めつけられ
ビクンッ…
ビクンと脈を打つと
最奥へと
白濁の欲を吐き出した。
肩で息をし
グッタリとしている亜希。
俺は横に転がりそのまま
汗ばんだ体を引き寄せた。
「ねぇ~アキ…愛してるよ。」
何故だか、今日は
余韻が残っている亜希に
普段、恥ずかしくって
言えやしない言葉で、
伝えたい気分。
逢えなかった分
この手で触れていたくて
勝手に妄想して
不安に駆られる俺だけど
それはいつも
亜希を想ってのことだから
