
恋愛short story
第3章 ※ 消毒
「うわぁー!すっごい人だね!!やっぱりオープンしたばかりだから混んでるよ。あっ!!見て見て!あっちのお店行きたぁーい!こっちも見たいなぁ〜」
怜と2人で久しぶりの
お出かけデートが嬉しくて
テンションがあがる私。
私の行きたかった
ショッピングモールへと到着した。
「さっきから、ギャーギャーうるせぇな。少しは落ち着けっ!」
「えーっ!だって広すぎて、一日じゃ見て回れなさそうだし… 。あっ!あのお店可愛いッ〜!」
「おぃ!人の話をお前は聞いているのか?…ったく。」
怜は何か言ってたけど、
目の前を通り過ぎようとした
ジュエリーショップの
ショーケースに走り寄った。
ショーケースの中には
まるで、おもちゃ箱を
ひっくり返したような
沢山のキラキラとした
ジュエリーが飾られている。
