
恋愛short story
第3章 ※ 消毒
「わぁ〜!このピアスすっごく可愛いッ‼」
「ハァ…。女ってのは何でこう光る物に目がないというか…」
「え〜だってコレ可愛いよ〜だけど、ちょっとお高いかなぁ…でもいいなぁー」
暫くの間、一目惚れをした
キラキラと輝くピアスに見とれていた。
どのくらい経っただろう。
横からの怜の溜息にハッ!
と気付かされる。
「お前は…いつまで、へばりついているつもりだ?」
怜は腕を組んで突っ立っている。
「ゴメン、ごめん。あんまりにも可愛かったからつい見とれちゃったー!そうだょね〜買い物しにきたんだから他の店も見ないと!」
私達はその場を離れ
他の店へと向かった。
