
恋愛short story
第3章 ※ 消毒
二本の指がバラバラに
動き出すと
ナカから蜜が溢れ指に
絡みついていく。
伶は指をグッと奥へ押し込み
内壁を擦り上げる。
くちゅっ…
ぐちゅ……
伶の指の動きに合わせて
私のナカから卑猥な音が
部屋に響いた。
「ぁっ…んっ…」
伶は何も言わず私の下着を
ずり下げ、せり上がった
胸にかぶりついた。
じゅるっ…
ちゅるる…
ジュルジュル……
舌先で胸の先端を簡単に
探し当てられる。
口を開け吸われると
伶の吐息が濡れた胸にかかり
生暖かさを感じブルッと震えた。
その間も指の動きは
止まずぐちゅっ、ぐちゅと
ナカから溢れてくる。
徐々に胸先端が大きくなり
絞るように甘い声が洩れた。
頭の芯が痺れを感じ
トクン、トクンと鼓動が
耳まで聴こえてくる。
「はぁっ…ん、ィャ…」
かぶりついた口を離し
私の顔を下から見上げ
伶はニヤリと笑った。
「嫌もクソもねぇんだよ」
指の動かす速度が速まる。
乱雑に掻き出すように
ナカでは指が動き回る。
「ココがいいんだろ?シーツまで垂れ流しやがって…」
ぐちゅぐちゅになっていく
ナカに身体は熱を帯びていった。
もぅ…
これ以上動かされたら
ダメェ…
頭が可笑しくなりそう…
「んっー!!あっーー!!」
ビクンと腰が浮き
足にぎゅうっと力が入り
私は呆気なく果ててしまった。
