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ぎゅっと強く抱き締めて

第1章  学校生活

 姫桜side

 あーどうしたらいい?
 
 雪は勝手に寺田君連れてどっかいっちゃうし。

 寄りによって男子と二人きり出し。

 1メートルくらい間を開けて歩いてる。

 てか会話なし。

 「えっと。……平賀くん?」

 恐る恐る話かけてみる。
 
 「何? えっと……?」

 「あ、小鳥遊 姫桜です」

 「ああ。小鳥遊さんね」

 まさか私の名前しらなかった?

 隣の席なのに?

 

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