テキストサイズ

I love sex♥

第12章 癒しの手

触られたところから溶けるような熱いのが広がる。

その熱さが刺激的で心地よくて。

「はぁ…やだ、気持ちいい…」

「…よかった。川村様、なにかパソコン関係のお仕事をされてるのですか?」

「えぇ…最近は特にパソコンと向き合ってたわ…」



せっかくの気持ちいい時にあのハゲクソ上司が思い浮かぶ。

「それはお気の毒に…肩が泣いていますよ…」

「上司の…せいよ。上司の。」

もう会うこともない人だし。

ちょっとくらいグチってもいいわよね。

それに、こんな気持ちいいことされたら調子に乗っちゃうのも仕方ない。

私に答えてくれるように、丁寧にマッサージを続けながら優しく耳を傾けてくれる山本さん。

もう歯止めが効かなくなった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ