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私と魔界の駐在さん

第1章 プロローグ

 
子どものころから、変なものに出会うことが多かった。



例えば白い服を着た女の人だったり。

誰もいない道にひびく足音だったり。

いきなり立ちこめる霧だったり。



大体の場合それは私にしか見えなくて、私だけを追いかけてきて、怖くて泣いているといつも隣のおばあさんが助けてくれた。
 

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