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猫系男子は好きですか?

第2章 2章 発覚。

店を出てから馨ちゃんに聞いてみると、

「言ってませんでしたっけ?僕、男です。」

って、あっさり言われてしまった。・・・あれ?雨が降ってきた。早く移動しないと!

「馨く・・」

馨くん、早く移動しよう。と言いかけてストップ。

「大丈夫です。僕、傘持ってきてるんで一緒に入りましょう?」

にこにこ見つめられたらキュンと来るに決まってるじゃん!?/////
て言うか用意周到だなぁ・・・。

ぴったりくっつかれてる・・・。はたから見ると恋人同士みたいだ。


「あの、陵さん・・・。僕、陵さんの事がす、好き....です。」

え?!・・・今、聞こえる筈の無い言葉が聞こえてきたんだけど。
気のせいじゃないよな・・・?

しかも、何かさっきより密着してくるし。

「陵さんは、僕の事嫌いですか?」

「いや、嫌いでは無いけど・・・」

そんなうるうるした目で見られたら・・・

スイッチが入ってしまう。

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