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狂愛彼氏。

第3章 学校で…



ヤバイヤバイヤバイ/////

絶対バカにされるよう……。


はあ……。



「綾、保健室に連れていきますから!俺はもちサボりで!」



龍來はあたしを抱っこしたまま
歩き出した。



「りゅうくー!!!
綾に手出すなよー!!!」


廊下に反響して、
もう遥か遠くに見える教室から聞こえる担任の声。


「さあ、どうだろうね♪」

私にだけそう囁いた彼の口元は
緩んでいた。

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