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従わない奴隷

第2章 20代、ユウリ

「先輩、すみません

遅くなって・・・」





「・・・?」




一瞬ユウリだと
分からなかったのか
なんだか
派手でギラギラした女たちが
目だけで
こっちを見た



「え?

え?何?
ユウリ?

ええ~~~!」




うっさい女だ



「どうしちゃったの?

ユウリだよね?
ほんとに、ユウリだよね?!」




「あ、ユウリですよ?

俺と居る時は
いつもこんな感じなんですけど
会社じゃ違うんですか?

あ、俺
ユウリの彼氏の
ライキです

今日は
お邪魔します」




「きゃ~~
かっこいい・・・

あ、あの
ユウリは

もうちょっと・・
大人しめってゆ~か

ね?

会社はほら
派手にしちゃいけないし・・」





地味って
言いたいんだろ?
テメェ




「あ、ですよね~~

派手にしちゃ
いけませんよね?

先輩方も
今日は
バッチリやってますけど
さすがに
会社じゃ
清楚な感じに
してるんでしょ~?」




「も、もちろんよ~~」



どーだか?



「さ、座って座って?

何飲まれますか?」





とかなんとか

先輩女子たちは

ユウリにも驚いていたが

ちょっと
見た目のいい俺に



がっついてきた

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