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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第7章 ――斎藤 梢 編――


 しかし沙織が、

「明日から香織が学校に来なくまるまで毎日シバクから♪」

 と言ったので、優香里がただ理由もなく、仲間になった訳ではないのだと分かった。

 ようするに、梢達を利用する為に近づいてきたのだと……。

 しかし梢は、リーダー的存在の沙織に言われ、拒否する事なんてできなかった。

 毎日言われるがままに香織をイジメた。

 こうして、梢の楽しかった学校生活の日々も、つまらないものになってしまった。

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