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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第8章 成功



 先ほどのバスの中とは違い、平日の車内はガランとしていた。

 これなら、誰も隣に座る事はないだろうと、座席にカバンを置き、ゆったり座ると、窓の外を眺めた。

 景色が凄い勢いで流れていく。

 しばらくは何も考えず、ボーッとしていた香織だったが、いつの間にかウトウト居眠りをし始めた……。

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