1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜
第6章 決行
ガバッ!!!!!!
香織は飛び起きた。
窓の外に目をやると、朝日が眩しい。
どうやら香織は、色々な事を思い出しながら、そのまま眠ってしまったようだ。
身体中の痛みが、昨日の嫌な出来事を鮮明に思い出させてくれた。
『アイツらを1人残らず呪い殺してやるわ』
香織は改めて決心すると、学校の準備を始めた。
本当なら、もう二度とあの4人の顔なんて見たくない。
しかし香織は、あの4人と最後に戦わなければならないのだ。
呪う対象を定める一部を手に入れる為に……。