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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第6章 決行


 優香里が合図すると、千里と梢は香織の腕を掴む。

 香織は優香里を睨みつけた。

「そんな怖い顔しないでよ~! 今日は香織ちゃんが喜ぶオヤツを用意してあげたのに……」

 優香里はそう言うと、持っていたガラスの瓶を香織の目の前に出した。

 香織は瓶の中身を見て驚く。

 瓶の中には、小さく砕かれたガラスの破片が、沢山入っていたのだ。

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