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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第6章 決行


 オヤツ…………。


 香織は想像するだけで鳥肌がたった。

 このまま何もしなければ、多分あのガラスの破片を口の中に頬張らなければいけなくなるだろう。

 反撃するなら今しかないと思い、香織は上目遣いで優香里達を睨み付けると、手をプルプル震わせながら言った。


「テメェら……いい加減にしろよ……」


 

 とうとう香織の怒りは爆発したのだ。

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