
二重人格ってご存知ですか?
第2章 第1章
「そっ夜になればわかるから」
「…なんか怪しい。」
俺はそう言って和也を睨み付けた。
「なっなんも怪しくないよ。」
(あっ、目をそらした。…やっぱ怪しいよな。……お腹すいた。)
「まあいいや。それよりお腹すいた。なんかリクエストある?」
「確かにお腹すいたぁ。んー…オムライス食べたい!!」
「わかった。それじゃ作ってくる。」
俺はベッドから立ち上がりキッチンへ行った。
「……尚輝ってさぁ〜、料理作れんの?」
「まあ一応料理は得意だ。」
「ふーん…。」
《『料理が得意です!!』って顔じゃないよな…。》
和也は疑いの目で俺をみてくる
「なんだよ。疑ってんのか?」
「別にぃー。……不味くても尚輝が作ったものなら残さずちゃんと食べるから」
和也はニコニコしながら言った
(やっぱ疑ってんじゃん。)
「…」
「あー、ムスッとしない!!…可愛いなぁもう!!」
「なっ!!可愛くはない!!!!!///」
「顔赤いよぉ〜?」
「っうるさい///…はい出来たよ!!」
「うわぁー!!すげぇ旨そう!!食べていい?」
「スプーンと麦茶だして」
「…はーい。」
和也は早く食べたいのか、走ってスプーンと麦茶をとってきた。
「それじゃ食べよっか。」
「うん!!食べる!!…いただきまーす♪」
