テキストサイズ

【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第7章 ユーリ篇

『あれ…ユーリ』

バスルームから戻ると
ユーリがお茶の準備をしていた。


「喉がかわいたでしょ?お茶いれたよ」

『あ…ありがとう……』


月花は返事を返すと
自分の着ているネグリジェに
そっと視線を落とした。


(ユーリが来てると思わなかったから)


月花の着ているピンクのネグリジェは
薄手で肌の露出が多いものだった。

中に身に付けている下着は
透けないものの、
丈が短く月花の白い太股が
露になっていた。


(恥ずかしいから何か羽織ろうかな…)


そう思い目線をあげると、
ユーリと目線が重なった。


『……っ』

「可愛いネグリジェだね。
月花様によく似合ってるよ」


そう言って
ユーリがにっこりと笑った。


「ねぇ、月花様」

「俺が月花様の願い事、
叶えてあげよっか?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ