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もう、お前を離さない。

第2章 女の子の正体

「しかしこいつは、いやこの子は誰なんだ。見たことない顔だし、生きているからよかったけど、ほっておけば死ぬぐらい弱ってるみたいだし、こんなに怪我してる。なにがあったんだ?
とりあえず空き部屋にでも、置いとくか。目覚ましたら、勝手に帰るだろ。」

俺は女の子を空き部屋のベッドに寝かせ、メイドを呼び、こいつに服と食事を与え、怪我の治療や泥の始末をするように言った。

「かしこまりました。」

とメイドが準備する。

「とりあえずは、大丈夫だろう。」

自分の部屋へ行く。
あいつが、起きたら話を聞くか。
それまで昼寝でもしょう。

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