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君と僕とでイマヲツクル

第1章 ハジマリ

「いひっ」

クラスの女子はクスクス笑い
男子はニヤニヤ笑う

俺たちの印象は初日からカンペキww

「それじゃあ、遅刻したお前らから自己紹介せぃ!」

もちろん、先生からは目をつけられているけど

「みなさん!どうも!遅刻してきた本田奏馬でーす。奏でる馬でそうま。あ、別に馬をたたいて演奏するなんて訳じゃないんで!よろーいひひっ」
クスクス

どうやら、コイツはちゃっかりしっかり女子のハートを鷲掴んだようだ
お得意のいひひスマイルで

「えーっと、奏馬と同じく遅刻してきた金子昌行です。えーっ…すみません!遅刻して!ほんと!コイツろくに謝りもしないで!…えーっ、お願いします…」

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