テキストサイズ

甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第7章 神聖な【Xmas】

おまけ。

――――――――裕翔視点――――――――

 イった後で、神谷は疲れていたのかすぐに眠ってしまった。
 なんだか、面白くない。あともう一回くらいいけると思ったんだけどな。まぁ、仕方ない。

 神谷のほおをグリグリと指で押してみる。神谷の肌は程よい弾力があって、可愛らしかった。それに、「……んっ…」と小さく声が漏れるところも可愛い。
 なーんて、神谷のことになると、ついのろけてしまうのは自分でもいけないと思うけど、俺は神谷に甘いのだ。
 
 さっきなんか、神谷におねだりされて、理性が吹っ飛んでしまいそうになった。
 あんな可愛いの、まじで反則だろ……。

 そう思いながら、俺はゴムの処理をすることにした。中には、沢山の精液が吐き出されている。

「うわー、こんなに出したのか、俺」

 つい、そう呟いてしまった。そして、これを神谷の中に生で出せてたら……なんて考えが湧いてきて、慌ててかき消した。

 そして、ゴムを捨ててからふと思った。あ、これって味あったっけ。
 神谷に口で付けさせればよかったな。と思った。まだたくさん入ってるし、今度は実行しようと思う。

「……神谷、大好き」

 起きている時の神谷には、そんなの恥ずかしすぎて言えないけど、今なら言える。
 ベッドにごろんと横になっている神谷の頬にキスして、そっと呟いた。
 自分も神谷のそばに横たわる。そして、神谷と一緒に布団をかぶって寝た。
 
 本当は、神谷の無防備な寝顔を見たおかげで、もう一回ヤリたかったけど、ヤリ過ぎは良くない。
 だから、違うことを必死に考えながら目をつぶった。

 しかし、神谷が寝返りをうって俺に抱きついてきたことにより、俺の頭の中の理性と感情の攻防戦も虚しく、結局はトイレに駆け込むことになってしまった……。

【END】

ストーリーメニュー

TOPTOPへ