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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第5章 ごしゅじんさまぁっ

「ふぇ?」

指が抜かれる。
僕は、呆然と蒼梧さんを見つめるしかなかった。

ええぇぇえ!
なんて? なんで、イカせてくれないのっ?

「気持ちいいだろ? でもな、これはお仕置きだから」

高尾さんが前から話しかけた。
僕は、首を傾げる。

お仕置き? なんで?

「おまえ、裕翔って奴とヤっただろ。 赦さないからな?」

「確かに昨日ヤったけど……何で知ってるの!?」
「そりゃあな、世の中知らない方がいいこともあるからな」

蒼梧さんが微笑む。 背後には殺気が漂っていた。

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